座ったままで楽して稼げるような副業をしようと思っているんだ、と言った友人。
コロナ渦の世の中なので、友人との食事も控えておりましたが、私の家の近くにいく用事があるから会わない?と言われたので、まぁ、私も暇だったのでランチの約束をしました。
その友人とは、いわゆる同僚で、以前は一緒に帰ったりしていたのですが、最近は会社でも疎遠になっていたので、何で誘われたのか謎でしたが、まぁ、とりあえずランチに行ってきました。
何かの勧誘だったらどうしようと思っていたのですが、そういうことでも無いようでした。ただ、夫が仕事もしていないのに生活をしているうちのお財布事情を根ほり葉ほり聞いてきました。
100万円の給付金はどうなの?ってやんわりと聞かれて、うちは条件が合わなくて貰えないんだよ!頭きちゃう!なんて熱く語ってしまったのですが、後で考えてら、貰ったかどうかの探りだったのでは?なんて深読みをしてしまいました。
実際、残念ならが条件が合わずに申請もしていませんし、もちろん完全な失業ではないので失業手当なども貰っていません。
それなのに、何故、生活ができているかというと、まぁ、税金の還付金が戻ってきたとか、納め過ぎていたお金が戻ってきたとか、あと、一人10万円の給付金とかなどの臨時収入があったからです。すべて、たまたまで運が良かったとしかいいようがありません。ただ、これからどうなるかわかりません。また、いろいろと考えなくてはなりませんね。
そんな中、その友人が言います。
「こんな世の中で、これからどうなるかわからないから、私も副業をしようと思っているんだ」
「そうだね。私も前に昼の仕事の後に夜も仕事をしてたよ。だから私より若いから出来るんじゃない」
「いや、掛け持ちは無理」
「ふ~ん、私、メルカリやっているけど、メルカリとか?」
「メルカリも無理。梱包して郵便局に行くとか面倒くさいじゃん」
「じゃぁ、何をやるの?」
「座ったままで楽して稼げるような副業をしようと思っているんだ」
は!!聞いている私、目がテンになりました。
「え~、そんな仕事あるの?」
「ネットビジネスとか?」
ひえ~、マジか?マジで言っているのか?
「そんな簡単にネットビジネスで稼げるんだったら、皆やっているよ。そんな楽に稼げる仕事なんか、あるはずないよ。あったとしても稼げるのは、ほんの一握りの人だけだよ」
「えっ、そうなの?じゃぁ、アフェリエイトとかは?」
「あれも遠い昔やったことがあるけど、すごい人気のブログとかならともかく、普通のブログでなんか儲からないよ」
「じゃぁ、インスタグラマーは?」
「それはわからないな。インスタグラマーはどうやって儲けてるんだろうね?」
「私の知り合いの子供がインスタグラマーなんだけど、その子が3万もフォロアーがいて、そうすると企業から声がかかったりするらしいよ」
3万ね、3万ぐらいのフォロアーがいたらね。友人の知り合いのお子さん(お子さんと言っても20代の大人の女性ですが)は、素人ですがモデルのように綺麗なのです(インスタ見せてもらいました)これなら3万もフォロアーがつくかもしれないが、普通は何かないと無理なんじゃない、と思いましたが、そうも言いきれないので、その言葉を飲み込みましたが。
それにしても、友人のあまりにも無邪気な考えにビックリしました。そんな楽して稼げる仕事があったら、私にも教えてねと言って別れました。